【実録】海外で犬に噛まれたら?バリ島で体験した狂犬病ワクチンと病院対応

バリ島で犬に噛まれた🏝️
ビーチから病院ダッシュ、そしてまさかの展開へ…

バリ島旅行といえば、青い海!白い砂浜!そして最高のリゾート気分!
――のはずが、我が家に降りかかったのは、想像もしなかった「野良犬トラブル」でした。

前回の記事では、悪徳タクシー運転手との香ばしいバトルをお届けしましたが…
今回もまた、旅は波乱含み。
カルマ」ってこんなに連発するものなの!?と笑うしかない出来事の数々。
今日はその続編をお届けします。

目次

🚕 前回までのあらすじ

・タクシー運ちゃんとの大ゲンカを経て、なんとかヌサドゥアへ到着
・「やっと平和に過ごせる!」と安心した矢先、次なるカルマが待っていた。
 …それにしても、どうしてこんなにもハプニングやってくる!?

🌊 「最高の1日になるはずだった」ゲゲルビーチ

タクシー運ちゃんとのバトルの翌朝。2025年8月9日。
私たちは期待に胸ふくらませながらゲゲルビーチへ。

今回の旅のテーマはただひとつ!
👉「子どもたちに世界一美しい海を見せてあげたい!」

セブ島・スミロン島で熱帯魚の群れに囲まれたあの感動を、もう一度家族で味わいたい。
特に娘は前回まだ小さくて顔を水につけるのも怖がっていたので、今回は「一緒に泳げる!」と気合も十分。

クタやレギャンは波が高すぎてシュノーケルは不向き。
そこで選んだのが、落ち着いた雰囲気のゲゲルビーチ。波も穏やかで、バリ島現地の人からも薦められた場所。

「ここなら安心して楽しめる!」――そう信じていました、この瞬間までは。

🐕 悲劇はパラソルの下で始まった

荷物を置いて、海へ駆け出す子どもたち。
私も遅れて追いかけると――娘が泣いている!?

息子の口から出た言葉は衝撃的でした。

犬に噛まれちゃったみたいだよ!」

一瞬、冗談かと思いました。
だって東南アジアでは犬なんて日常的にいるし、これまで噛まれたことなんて一度もなかったから。
でも現実は甘くなかった。

狂犬病の恐怖が頭をよぎる

以前テレビ番組で特集していた、人間を死に至らしめる動物ランキング。
1位は蚊、2位は人間、3位はヘビ、そして4位が犬。
犬がここにランクインしている理由――それが「狂犬病」。

発症すれば致死率100%。治療法なし。水を飲むだけで発作を起こす恐ろしい病気。
頭の中で赤い警告音が鳴り響きました。

「まさか我が家に降りかかるとは…」

🏥 水着のまま、病院へ全力疾走!

すると近くにいたヨーロッパ人(たぶんスペインの方)が、真剣な顔でこう言いました。
「すぐに病院に行け!ここがおすすめだ!」

名前まで教えてくれて、もう感謝しかない🙏
私たちは水着のままタクシーに飛び乗り、病院へダッシュ。

拙い英語で説明できるか不安でしたが――奇跡的に日本人スタッフが常駐していてくれたんです!✨
病院は清潔で新しく、スタッフも親切。すぐに診察してくれて、なんと1時間以内にワクチン接種完了。

狂犬病ワクチンは「0日目・7日目・21日目」と3回打つ必要があります。
この記事を書いている今も、2回目の接種を終えたところです。

💪 病院から戻り、そして少しだけ海へ

幸い、娘の傷は浅くて大事には至らず。
病院のスタッフからも「消毒してカバーすれば、海に入っても問題ない」と説明を受けました。

「せっかく来たんだから、少しだけ泳ぎたい」

娘のそんな言葉に、私たちもようやくホッとひと安心。
家族全員で「無事でよかったね」と胸をなでおろしました。

📖 プチ狂犬病メモ

  • 発症すると致死率100%、治療法はなし。(こう記載しながら、本当に怖い病気だなと感じています)
  • ただし噛まれた直後にワクチンを打てば発症を防げる
  • 感染犬は7〜10日で死亡するため、現地では犬の様子を観察する習慣もあるらしい
  • アジア・アフリカの一部は今も狂犬病多発地域、旅行者は本当に要注意

🐕‍🦺 今度は私が襲われた!

ヌサドゥアのゲゲルビーチを去り、もうこの旅では何も起こらないでくれ、と思ったのも束の間。
数日後、レギャンビーチで今度は私が犬に襲われる事件が発生!

2頭の野良犬が吠えながら全速力で私のほうに突進。びっくりして逃げようとした瞬間、砂浜で転倒💥

「これ、絶対噛まれるやつだ…!」

と思ったけど、なぜか直前で犬はストップ。その隙に海へ飛び込んで全力で避難しました。

結果、膝は流血、小指はパンパンに腫れる大惨事。
3日間で家族が2回犬に襲われるって、これ何の修行ですか!?もう勘弁して…。

✅ まとめ:旅行者への注意喚起

旅にハプニングはつきもの。確かにこれまでもいろいろありましたが、ハードすぎました。
でも今回の経験で、 「野良犬には絶対近づかない」「もし噛まれたら即・病院!」 という教訓を家族全員で刻み込みました。

皆さんも、狂犬病の多い国に行くときはぜひこのことを心に留めてください。

👉 次回予告①(連載)

娘、父…と来て、最後は息子。
帰国直前、まさかの「車椅子エピソード」が待っていました。

カルマの連鎖はどこまで続くのか――!?
次回、「成田空港で最後の試練」をお楽しみに!

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👉 次回予告②(特集記事)

さらに今回の体験をきっかけに、「狂犬病って本当はどんな病気なの?」と徹底的に調べてみました。
発症のメカニズムや世界の流行状況、ワクチンの種類まで、旅行者必読のまとめ記事を次回公開予定です。

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この記事を書いた人

小学生の2児の父。学生時代に東南アジアを旅したことがきっかけで、高校で15年ほど地理を教えています。地理学が生活に役立つことを発信してみようとブログを始めました。世界を旅しながら素材を集めてオリジナルの教科書を作ってみたいと思いつつ今日に至っています。

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