🚖 バリ島タクシートラブルと「カルマ」の話(絵文字入り)
2025年8月8日。
家族4人でクタからヌサドゥアへ移動するだけのはずが、なぜか「カルマ」というインド哲学まで学ぶことになりました。…いやいや、哲学講座なんて申し込んでませんから!😅


1. Grabで順調なスタート(のはずが…)
まずは配車アプリ「Grab」でタクシーを予約🚕
「さあ、南国の風に吹かれながら優雅に移動…🌴」と思ったら、
渋滞でドライバーが15分経っても来ない。
地図アプリ上ではずっと同じ交差点でピタッと停止。
「え?渋滞?それとも屋台で揚げバナナ🍌でも買ってる?」と心の中でツッコミ。
痺れを切らしてキャンセルし、大通りに出た瞬間——
向こうからさっきのタクシーが!
ドラマだったら「運命の再会💖」ですが、現実は「まあ、乗るか…」くらいの温度感。
2. 値段交渉は平和的にスタート
運ちゃんとは「現金でGrabと同じ値段(約15万ルピア💵)でOK」という条件で合意。
(ちなみに100ルピアが1円くらいなので、15万ルピアで1500円くらいです。)
こちらも「OK!それなら気持ちよく行きましょう!」という気分。
この時点では、お互いが「WIN-WIN」な契約を結んだ外交官のよう🤝
運ちゃんもにこやかに「任せて!」という雰囲気で、車内には穏やかな空気が流れていました。
…そう、この時までは。
3. 高速代で微妙な違和感
クタからヌサドゥアへは高速道路を使うのが普通🚗💨
片道14,000ルピア(約140円)ほどのはず。
しかし、運ちゃんの口から出たのは「28,000ルピア」。
倍額…💦
日本円にすると数百円なので、大人げなく文句を言うほどじゃないし…と思って許可。
でも後から考えれば、これが最初の「小さな違和感」⚠️
4. 到着したらまさかのクレーム
宿泊先はバンガローが80棟も並ぶ巨大ホテル🏝️
入口を間違えて、目的地から直線100mくらい離れた場所で停車。
運ちゃん、ここで急にテンションMAX💢
「ここは本来の場所じゃない!遠回りだ!料金は上がる!」と。
提示されたのは…22万ルピア💰
私の頭の中:「え?100m移動で7万ルピア?東京駅から有楽町まで歩くのにそんな取る?!」
5. 口論開始
私はつたない英語で必死に説明🗣️
運ちゃんは「場所が違う!最初の値段は無効!」と繰り返す。
いやいや、住所は合ってるし100mよ?走れば30秒よ?🏃♂️💨
それでも平行線。
私としては、当初の15万ルピア+高速代+チップで20万ルピアくらい払うつもりではいたので、じゃあ20万ルピアで手を打とうと交渉しますが、それでももう2万ルピアよこせの一点張り。本当に、しつこいなあー。
6. ホテルオーナー、神降臨
ここで救世主・ホテルオーナー登場👑
年季の入ったビーサンをペタペタ鳴らしながら現れ、まず私と運ちゃんを交互にじっと見つめる👀
一瞬で状況を察したのか、ため息ひとつ。
そして——財布から5万ルピアをスッと抜き出し、運ちゃんの手にポン💵
「これで終わりにしなさい」というジェスチャーと共に。
私たち家族は「おお…かっこいい…」と感動🥹
運ちゃんはニヤリと笑ってそのまま車に戻る🚗
7. ところが事件は終わらない
「Grabに通報してもいい?」と私が言った瞬間、運ちゃんが豹変😠
スマホを取り出し、私たちを撮影しながら大声で実況開始🎥
「見ろ!この日本人4人は運賃を払わずにごねている!」
…なあ、そんな実況いらないから、早く帰ってくれ。
8. まさかのカムバック
チェックインして5分後、ピンポーン🔔
出てみると…さっきの運ちゃん。
「さっきのこと、謝らせてほしい」と🙏
どうやら帰り道で罪悪感に襲われたらしい。
私は「じゃあオーナーが払った5万ルピアを返してくれたら、この件は水に流そう」と提案。
運ちゃん「OK!」と即答👍
…しかし、その後なぜか財布を出さない。
「今は返せないけど、WhatsAppで連絡するから!」と笑顔で去ろうとする😅
9. そして伝説に…
結果的に運ちゃんはお金を返さず、
最後はちょっと小走りで車に乗り込み、夜の闇に消えていった🚗💨
オーナーは腕を組みながら、
「問題ない。私はカルマを信じている。」
カルマ——サンスクリット語で「行為」「業(ごう)」✨
善悪問わず、人の行いは未来の自分に返ってくるという考え方。
10. 思えばこの旅、カルマだらけ
- 1日目:娘が飛行機酔いでリバース🤢
- 2日目:蚊に刺されて顔パンパン🦟
- 3日目:子どもたちが謎の下痢でウブド観光キャンセル🚫
- 4日目:今回のタクシー事件🚖
もしかして、これ全部私たちのカルマ?😱
そして翌日、待ち構えていたのは牙をむいた野良犬🐕💥
次回、「カルマ怖すぎる!野良犬編」に続く——!

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